積水ハウスの主力商品であり、重厚感のあるダインコンクリート外壁が人気の「イズ・ロイエ」。軽量鉄骨造のしっかりした造りが魅力ですが、ふと「うちには制震システムのシーカス(SHEQAS)がついているのだろうか?」と疑問に思うことはありませんか。
特に2017年頃に家を建てた場合、当時の標準仕様がどうなっていたのか、記憶が曖昧になっている方も多いはずです。
この記事では、2017年築のイズ・ロイエ(軽量鉄骨造)にお住まいの方へ向けて、シーカスの有無に関する疑問にわかりやすくお答えします。(本記事は2026年3月時点の最新情報を記載しています)
最後までお読みいただければ、ご自宅の仕様が明確になるだけでなく、シーカスならではのメリットや注意点もしっかり把握できるようになります。

2階建てまでのイズ・ロイエならシーカスは標準搭載
結論からお伝えすると、2017年に建築された軽量鉄骨造の「イズ・ロイエ」には、基本的に制震システム「シーカス(SHEQAS)」が搭載されています。
理由は、積水ハウスがイズ・ロイエを発売した当初(2011年)から、このシステムを標準仕様として一貫して採用しているからです。
実際に2013年からは、特殊な高減衰ゴムを用いた、さらに進化した「ハイブリッドシーカス」という技術も導入されてきました。2017年という建築時期を踏まえると、間違いなくこの標準装備の対象時期に該当します。
特別な設計変更やダウングレードをしていない限り、ご自宅はシーカス搭載物件と考えてよいでしょう。
制震システム「シーカス」とは?(メリットと注意点)
シーカスとは、地震の振動エネルギーを特殊粘弾性ゴムによって熱エネルギーに変換し、建物の揺れを吸収する積水ハウス独自のシステムです。
最大の強みは、建物の変形量を約2分の1に抑え、外壁や内装へのダメージを大幅に軽減できる点にあります。これにより、繰り返す余震に対しても建物の構造躯体をしっかり守ることが可能です。
一方で、知っておくべき注意点やデメリットも存在します。
シーカスは揺れを吸収する「制震」技術であり、揺れ自体を建物に伝えない「免震」とは異なるため、室内が全く揺れないわけではありません。したがって、室内の家具転倒防止などの地震対策は、ご自身で別途しっかりと行う必要があります。
また、壁の中に「X」字型の専用ダンパー(フレーム)を配置する構造上の都合から、極端に大きな窓を連続して配置するなど、間取りの自由度が少し制限されるケースもある点には留意してください。
- 制震:建物の内部で揺れを吸収し、建物の変形を防ぐ(シーカスはこちら)
- 免震:建物と基礎の間に装置を入れ、揺れを直接伝えないようにする
自宅にシーカスがついているか確実に確認する方法
前述の通り、基本的には標準装備となっているものの、例外もいくつか挙げられます。
確実に確認するための方法は、新築時に受け取った図面をチェックするか、カスタマーセンターへ問い合わせることです。
なぜなら、敷地の条件や特殊な間取り(大開口の窓を優先したプランなど)を採用した場合、稀にシーカスを外して設計されるケースがあるためです。施主側の要望で、予算削減のためにあえて外す選択をした可能性もゼロではありません。
お手元の「平面図」や「構造図」を確認し、シーカスが配置されている壁のマーク([SQ]や[SHEQAS]など)を探すのが、ご自宅ですぐにできる確認手順となります。
もし図面が見当たらない場合は、積水ハウスのオーナー専用窓口(カスタマーセンター)に連絡すれば、当時の建築記録から正確な仕様をすぐに教えてもらえるはずです。また「ネットオーナーズクラブ」に登録している場合、住まいの情報から仕様を確認できることもあります。
まとめ:図面や窓口で確認して安心を手に入れよう
本記事のおさらい
- 2017年築のイズ・ロイエ(軽量鉄骨)は基本的に「シーカス」標準搭載
- 建物の変形を抑えるメリットがあるが、家具の転倒防止対策は必須
- 確実な確認は、新築時の図面([SQ]マークなど)を見るか窓口へ問い合わせる
大地震への備えが重要視される昨今、積水ハウスの強固な構造とシーカスの恩恵を受けられることは大きな安心材料となるはずです。
ご自身の住まいの性能を正しく把握することは、今後の安心な暮らしや防災対策に直結します。ぜひ一度、お手元の資料を確認してみてください。



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